「中古マンション」を購入する時の気になるポイントの1つ「セキュリティ」についてです。オートロックや防犯カメラなど色々ありますが、物件によって設備に違いがあります。今回は様々なセキュリティの種類について確認しましょう。
今流行の「トリプルセキュリティ」
最近のマンションではセキュリティ対策として「トリプルセキュリティ」の採用が増えています。
『トリプルセキュリティ』とは、「エントランス」「エレベーター(ホール)」「住戸玄関」にて、マンション外部からの来訪者などがマンションの入口から住戸に来るまでに3段階でセキュリティを解除するようになっています。エントランスではインターホン確認による解錠、エレベーターホール前でも同じくインターホン確認による解錠、エレベーターは行き先階のみに止まり、住戸前でもインターホンによる確認が必要と、安全性は格段に向上します。
セキュリティ対策の種類
実際の設備や対策として・オートロック
・鍵
・防犯カメラ
・24時間有人管理
・モニター付きインターホンなどがあります。
・オートロック
オートロックは、マンション関係者以外をエントランスから中に入れない、最初のセキュリティです。
オートロックでも様々な種類があり、カードキー式、暗証番号式、集合キー式、電気錠式などがあります。
・鍵(住戸のキー)
鍵は戸建て・マンションなど住宅以外でも使用されているので、想像がつくと思いますが、こちらも種類があり、複製の難しい「ディンプルキー」、防犯性の低い一般的な鍵「ディスクシリンダーキー」、ホテルなどで良く使われるセキュリティに優れている「電気錠」などがあります。もし古いマンションで、鍵が「ディスクシリンダーキー」の場合は防犯性の高い鍵に交換することをおすすめします。
・防犯カメラ
エントランスやエレベーターなどで設置される防犯カメラは、犯罪防止の抑止力・犯人特定や逮捕に効果があります。
・24時間有人管理
コンセルジュ・管理会社の管理人・警備員など、24時間体制での有人管理もとても効果が高いです。
・モニター付きインターホン
こちらも使ったことがある方も多いと思いますが、来訪者を自室からミニモニターで確認して、オートロックや玄関を解錠できるので安心です。
まとめ
「築浅マンション」「中古マンション」でも築10年くらいであれば一通り設備も整っており、セキュリティ対策としても十分だと思います。それより築年数の古いマンションに住む場合や、小さいお子様がいる場合など生活する上での安全性が気になる方は、選ぶ時のポイントとしてセキュリティ設備を確認することをオススメします。